大森学園は後半6分、大森学園11番藤井がゴール前の混戦から気合いで押し込み、1点を返す。ここから更に試合は激化する。後半13分、修徳11番村山が、ゴール前でバウンドしているこぼれ球に反応し、スーパーなミドルを放つとこれがネットに突き刺さり、5-2とリードを広げる。 後半18分、大森学園11番藤井がコーナーの溢れをドライブシュートで合わせる。枠を捉えるも、ギリギリでクリアされとしてしまう。同30分、修徳高校は右サイドからのロングスローでチャンスを得る。ゴール前でのセカンドボールを6番内沢がヘディングで押し込み6-2とする。更に後半36分、修徳8番大森がショートコーナーからのクロスをヘディングで押し込み7-2とする。

 最後まで諦めない大森学園であったが、無情にもここで試合終了ホイッスル。互いに高い攻撃力を備える両者の闘いは、決めるべき時に決め流れを掴んだ修徳が勝利した。持ち前の対人の強さを活かした修徳は更に勝ち進むことは出来るのか。

(文・写真 石津大輝)