野辺地西イレブン

 主将のMF木村隆太(3年)も、青森山田との差を痛感していた。1年時から青森山田との対戦を経験してきた木村は、「自分はみんなよりも余裕を持たなければいけないし、違いを見せなければいけないと思っていた。ビビってはいなかったし、今日はボールに触れるなら絶対に触ろうと。後悔しないようにプレーしようと思っていた。後半は自分にボールを集めてくれてチャンスを作れたんですけど、決めきれなかったのが負けた原因です」と話した。続けて「本当にこの試合は、誰よりも違いを見せてチームを勝たせたかった。3年間で一番気持ちがこもっていた試合だった。本当に悔しかったですし、強かったなと思いました。楽しかった気持ちもあって、色々な感情が大きく出ました」と、大粒の涙を流しながら振り返った。

 野辺地西のサッカー部は学校創立と同時に発足し、54年の歴史を歩んできた。三上監督は23年間にわたり指揮を執り、チームを強化してきた。「町の人も寂しく思っている人がたくさんいる。だからこそ勝って良い報告と結果を残したかった。勝たせてあげられなかったのは自分も悔しい」と素直な思いを明かした。

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▽第105回全国高校サッカー選手権青森予選
第105回全国高校サッカー選手権青森予選