プレースタイルが対照的な関東勢対決となった一戦は、4分に矢板中央が得意のロングスローからFW若松優大が押し込み先制する。時間が経つにつれて前橋育英がペースを掴むも前半はこのまま終了。

 後半に入ると前橋育英がさらに攻勢に出ると、37分にMF山田皓生が右足で同点ゴール。さらに勝ち越しを狙う前橋育英は、51分にも山田がボックス内右から右足で逆サイドネットにシュートを突き刺し逆転に成功。

 その後も攻め込んだ前橋育英は何度もゴールポストに阻まれ追加点とはならなかったものの、終盤の矢板中央のパワープレーを凌ぎ切った。勝った前橋育英は29日に米子北(鳥取)と準決勝を戦う。

▽令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)
令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)