堀越MF中村健太は2点目のゴールを決め勝利に貢献

 ゲームで見えた課題について聞くと「CKがたぶん18本くらいあったんです。それはサイドを破りにいっているという証ではあるんですけれども、ゴール方向にボールが飛んでないとか、先に触れていないとか、球の質、キッカーの質も含めて、そこは大きな課題なのかなと思う。あとは個々の質をもう1つ、守備のところでも強度の部分を上げていかないと、ここから先の戦いを含めて難しいのかなというのは感じている」と答えた。

 関東大会東京予選の国士舘戦での敗戦からどんなところを積み上げてきたかを問うと「やっていることは毎年変わらない。自分たちの質をどれだけ高められるかというところと、ゲーム強度をいかに高めて自分たちの中でやれるかということを意識している。敗れたからやり方を変えたりとか、負けたからダメだということはなくて、やることは毎年毎年変わらない。それをやっていった中であの試合(国士舘戦)はああいう敗戦という状況だったので、まだまだ自分たちは足りていないなとか、まだまだ自分たちはそこまでの立ち位置にはいないなということは痛感した部分というのはあった。だからこそ日々の練習とか、1つ1つのゲームに対しての向き合い方というのが大事だなと感じた。そこからしっかり毎年やっていることを積み上げていって、そこで精度が高まってチームがグッと1つになれば勝つだろうし、それができなければ負けるだろうと。そこはシンプルにはっきり分かれると思います」と話した。

 2次トーナメントへの意気込みを聞くと「1回戦(拓大一戦)も苦しい試合でしたし、今日の試合も苦しい試合だったと思う。ただ、その苦しい試合というのは自分たちが苦しい試合にしてしまっているという部分もあるので、そこの部分をクリアにして、いかに自分たちの課題に向き合えるか。準備する時間をいただけたので、まずそこをしっかりやりたい」と語った。

▽令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選
令和4年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選