日ノ本学園・田邊監督

田邊:ウチとしては前半早い時間に先制して優位に試合を進められたけど、スコアレスで後半を迎えていたら分からなかった。後半からフォーメーション変えましたよね?非常にやり辛さを感じました。

小林:前半の2失点は痛かった。特に前半の終了間際の失点は重かった。後半から中盤を捕まえやすいようにダブルボランチに変えました。また前線の3トップ左右の選手にサイドバックを切らせながら相手CBにもプレスに行こうと話しました。それも功を奏しての無失点だったかもしれません。粘り強さを見せる事が出来たのは一つ収穫かな。でも、あと3mくらいDFラインを上げたかった。

田邊:おかげで中央を崩せず決定機を作れなかった(笑)。今後の課題です。

小林:なかなか試合直後にお互いこういう話をすることってないので、とても面白かったです。

田邊:こちらこそ、鮮度が高いうちにこういう話が出来るのは選手の為にもなる。ありがとうございました!

――両監督、有難うございました!冬の選手権での活躍も大いに期待しています。

(取材・文=甲斐雅人)