徳嶽裕太選手

ー今のタイのチームはどのようにして決まりましたか?
 タイに来てからCAT FCというクラブに参加し、すぐに合格をもらいましたが、ACLなどで活躍しているチョンブリFCに入りたいという想いが強く、オファーを断り、チョンブリの練習に参加させていただきました。そこから1ヵ月半くらい参加しているうちに、リーグの登録期限も過ぎてしまい、契約には至りませんでした。その後、幾つかのチームに練習参加をし、オファーは貰えたのですが、最終的に契約もまとまらず、後期リーグもプレーできませんでした。結果翌年の4月まで登録できない事態になり、最初の1年間はなかなかチームが決まらなかったですね。その後、帰る選択肢もできたのですが、ここで帰るわけにはいかないという想いが強くあり、現地にいる日本人の子供たちにサッカーを教えながらアルバイトをし、現地に残りました。現地にいる間に国内チームからもオファーがありましたが、その時はタイでやりたい気持ちが強く、紹介を受けたRajnavy Futsal Clubに練習参加をし、契約してくれることが決まり、渡航した1年後にやっとリーグ戦に参加できるようになりました。

ー入団後はどうでしたか?
シーズン序盤は思ったことを伝えることができず、周りとの連携もうまくいかず、あまりプレーさせてもらえませんでした。プレーさせてもらえたら全然できるのに、なんでだよという思いもありましたが、チームメイトの考えを聞き入れる事を意識したことで、信頼関係が生まれ、言葉も少しずつわかるようになり、そこからはプレーがうまくいくようになりました。フットサルでは、瞬時の判断が求められ、言葉を話せるということが本当に大事ですね。そしてゴールを決めることで、信頼が増してチームに受け入れてもらえたという感じですね。

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