大阪を制し表彰を受ける平岡選手

ーー縦パスをFWにつけてからのコンビネーションもみられました

 そうですね。でも惜しいで終わってるんで、あそこも一瞬シュートコースが見えたら打てるとか、意図的にシュートコースを空けるとか。取り合えず当てて落として出ていくってやってるだけなんで、あそこでどうやって相手を意図的に動かしてシュートコースがあったら打っていく、決めきる、がないとやっぱり勝てないかなと。
 僕自身個人的に上のステージに行ったらそういうところを求められるかなと思うのでそこは課題ですね。

ーー平岡選手からみて今年のチームについて

 今年はやっぱり誠実な選手が多くて(1年生からトップチームでやっているので)上の2年、下の2年と関わってきてるのでサッカーに対してはまじめな代だと思います。
 まだまだ足りないところはあるんですけど、誠実にやって頑張ってきたんでやっぱり結果も出たのかなと感じます。

ーー今の3年生がサッカーに対して誠実にやって来れた要因は?

 赤井とか僕も下級生の時から試合に出させてもらっていて、そういう選手がしっかり誠実に真面目に行動で示したら、みんなが付いて来ざるを得ないというか、そういう先頭に立つような選手が適当な行動をとっていたり練習で走ってなかったりしたらやっぱり付いてきている選手も「それでいいんや」ってなってしまうと思うんで、僕たちがただ真面目だったっていうことだと思います。

ーー今日は後藤選手がベンチ外でした

 アクシデントとかではなく、競争です。本当に競争が激しいんです。あいつも頼りになるし、もっとなってほしいんですけど、この1ヶ月間準備期間があるのでここからまた競争ですね。極端な話、僕も赤井も出れる保証は本当にないので、競争ですね。

ーー最後に、全国大会に向けて意気込みをお願いします

 ここで優勝できたのは良かったですけど、全国に出て結果を残さないと僕たちがやってきた事は大阪の中でしか示されないので、しっかり全国で勝って結果を残して全国で履正社がやってきた事を示さなければいけないので、今日は喜んで次の練習からしっかり締めてやっていきたいと思います。

(取材=会田健司)